お墓の墓じまい(改葬)とその遺骨の行き先
どうもっ miyabiです!
最近、葬儀の打ち合わせの中で「墓じまい(改葬)を考えている」
と、いう話が出たりします。
目次
お寺の墓じまい
その理由は?
- お墓が遠方にあり、高齢でお墓参りに行けない。
- 子供が娘しか居なく、嫁いでいて承継者が居ない。または、子供が居ない。
- 年金暮らしで、お墓の維持費が大変。
- 正直、菩提寺が嫌で(お金も掛かるし・・)なんて言う方も居たりして・・・など
墓じまいとは?
現在、お墓に埋葬している遺骨を出して、そのお墓を解体して、更地にする事です。
参考に▶︎ お墓のミキワの墓じまいサービス 無料行政代行
お墓から出した遺骨の行き先を、永代供養墓(合祀)、納骨堂、樹木葬、散骨などを選んでいます。
実際私も、一人娘なので避けては通れない道ですね・・・
墓じまい(改葬)の手続きは?
一言で「墓じまい」って言ってもどうすればいいのか?ですよね。
墓じまい(改葬)するには許可書が必要です。
- 遺骨のある墓地の管理者から、「埋蔵証明書」を得る
- 墓地のある市区町村から、「改葬許可書」を得る
- 「埋蔵証明書」と「改葬許可書」を移動先の管理者に提出
遺骨の行き先
考え方や、思いは人それぞれすね。どの形が良いとか、悪いとか、なんて無いと思います。
その人達が「良い」と思った事が、一番「良い方法」
永代供養(合祀)
合祀とは、他の遺骨と一緒にして供養する方法。
お寺や霊園が代わりに、供養、管理を行ってくれます。
供養の期限が決まってて、一定の期間(33年とか50年など)その後は合祀供養をする形。
参考に▶︎ お墓のミキワの墓じまいサービス 永代供養墓紹介
納骨堂
屋内にあって、ロッカー式、機械式などがあり、中にはカードを機械にかざせば
自動で、ご先祖の遺骨が出てくるタイプもあったりして、
天候などを気にせずお参り出来るのが良いですね。
参考に ▶︎ 「いいお墓」おすすめ屋内納骨堂特集
樹木葬
樹木や草花などが墓石の代わり。
遺骨をそのまま土に返す形や、予め筒状の物が土の中に設置してあり
その中に骨壷ごと埋葬する形などがあります。
参考に▶︎ 「いいお墓」樹木葬
散骨
遺骨を粉末状にして海や山に撒く事。海洋散骨が一般的ですね。
故人が「海が大好きだったから」の理由が一番多いですね。
但し、散骨を行う際は「相当の節度」を持って。原型のままでは勿論ダメですよ!
他人が嫌がらない場所で、問題が生じない事。常識的解釈です。
農業や、漁業などの風評被害を招かない様な場所の配慮が必要ですね。
参考に ▶︎ お墓のミキワの粉骨・散骨サービス 代行2.5万円、個別10万円
墓じまい(改葬)をする前に
一人で決めず、周りの人に相談された方が良いと思います。
菩提寺がある方は、きちんとご住職に相談です。
今まで、供養して頂いてくれてたのですから、感謝の気持ちは忘れずに。
(例え、嫌な住職でもですよ!)
中には、耳を疑う様な高額な離檀料を言うお寺もある様なので・・・
お墓を建てる時の契約書などに、記載されていない限り
お寺が離檀料を請求出来ないし、支払う義務もありません。
でも、長年ご先祖様の供養をして頂いたので、気持ちでお布施として
包むのが、離檀料です。
最後に
どの形を取っても、費用が掛かり千円、一万円で済む事ではありません。
自分の家に家族の遺骨を保管する分には、違法ではありませんが・・・
大切な人の遺骨。後悔しない様に自分に取って良い形を取りましょう。