ご臨終・・・その時が来てしまったら(警察編)

目次
・・・その時が来てしまったら(警察編)
大切な人との別れ・・・
現実を受け止めなければなりません・・・
警察扱いになってしまう亡くなり方
人の亡くなり方はそれぞれです・・・
病院や、施設等、自宅など、病気や老衰で。
また、突然死や事故死、孤独死、自死など様々です。
警察扱いになってしまう場合
基本、医師が死亡確認出来ない時。
例えば・・・
- 自宅の浴槽内
- 自宅の居間や布団の中
- 突然死
- 事故死
- 孤独死
- 自死
など・・・
- 万が一自宅などで発見した場合、救急車を呼ぶ。
- 蘇生の余地があれば病院へ搬送。搬送したものの、亡くなってしまい、
その病院が死亡確認をしてくれればいいのですが、
してくれない場合、変死扱いになってしまいます。
(業界用語で“○変”「まるへん」とも言います) - その場で救急隊による死亡が確認された場合、警察へ連絡し変死として、
警察の扱いとなります。
2の場合は病院の霊安室に、警察と鑑識班が来て、ご遺体を調べます。
同時に遺族も、色々事情聴取されます。本当に根掘り葉掘り聞かれます・・・
警察の方も書類上仕方ない事なんでしょうが・・・
遺族の方・・・本当に疲れます・・・
ここで2〜3時間は掛かるでしょう。
霊安室での調べ事が終わると、ご遺体は場合によって、管轄の署に行き、
署の霊安室でもっと詳しく調べます。ここで、ご遺族は、ご遺体が
監察医の所に行って帰って来るまで会えません。
時間にもよりますが、午前中なら夕方、
夜中なら明けてのお昼頃。警察の都合にもよりますけどね。
同時にご遺族は家に帰りますが・・・
警察の方も一緒に来ます・・・体力も精神的にも疲れているのに・・・
私なら早く解放して〜っ思っちゃいますけど・・・
今度は家の中をくまなく調べます。家の中のでの状況を聞きます。
葬儀屋さんは署で警察の検案が終わるのを待って、終わったら
監察医の先生の所に行くまでお預かりします。
後に、警察の指示をもらい、指定の時間に指定された監察医の先生
の所に連れて行きます。
帰って来たら、ご遺体を綺麗に処置を済ませ、自宅に帰るのか、
葬儀社でお預かりするのか、ご遺族に決めてもらって、
それから、葬儀の打ち合わせになります。
○変はお金が掛かる!
警察扱いになってしまったら、15万円ぐらい掛かると思った方が
いいですね。葬儀費用の他にですよ!
解剖になってしまったら9万円近く
検案(見立て)なら5万円近くになってしまいます。
その他、搬送料、処置料などで。
この時だけは、個人の感情が出てしまう・・・
葬儀屋さんは、ちょっと特殊な職業で、どんな時も、
冷静さを必要としますが・・・
孤独死と、自死、子供の仕事が来ると、かなり辛いです。
孤独死は何で、もっと早く発見してあげられなかったんだろう・・・とか
発見が2〜3日や、一週間経ってからなんて時もあります。
家族との連絡方法や、ご近所の繋がり方を考えさせられます。
自死も、相談できる人、話せる人が居なかったのかと・・・
5月は多い気がします・・・3月、4月と、色々環境が変わるせいですかね・・・
私ならいくらでも話は聞けたのに・・・なんて思ってしまいます。
残されたご遺族は、何とも言えない気持ちになってます。
子供はかなり、辛いです・・・
私も1人子供が居るので、重ねてしまいます。
出来る限り警察には関わりたくありませんね・・・
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