葬儀に関するお話です

葬儀に向けての打ち合わせ

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毎日が非日常の葬儀屋さんで働いています!

目次

打ち合わせの時間は1〜2時間

ご遺体を安置して仏式ならお線香の支度をし、
ご遺族がお線香を上げるのを終えてから、打ち合わせに入ります。

担当にもよりますけど、大体1〜2時間弱ですかね。
もし、疲れていたりしたら、少し時間を空けて、
葬儀屋さんに出直してもらいましょう。

打ち合わせの内容

  • 日程と葬儀を執り行う場所
  • 葬儀の形式(仏式、神道、キリスト教など)
  • 菩提寺の確認(なければ紹介)
  • 葬儀の規模(家族葬等)
  • ご親戚の人数
  • 遺影写真
  • 礼状の数
  • お香典返し等の品物
  • 料理
  • 祭壇の種類

など・・・
決める事は沢山あります。
喪主や代表者の方は悲しんでる時間はありません。

中には、故人が大往生で亡くなられたり、
介護等で、悔いなくお世話して来た方達は、なんか
ホットされた気持ちで打ち合わせをされてる様に感じます。

日程と葬儀を執り行う場所

日程は大体1日置いて次の日の火葬場を仮押さえします。
都心の方だと4〜5日は火葬場が空いていないみたいですね。

私の地域はお正月以外、大体がすぐ予約が取れます。
火葬は24時間経たないと荼毘に伏せません。

葬儀を執り行う場所、希望の日程を決めて、菩提寺がある場合は、
お寺に喪主が電話をして、最初に誰が亡くなられたかの一報を入れます。

故人との関係を言い「○日で、○○で(場所)
葬儀を執り行いたいと思いますが、ご住職のご都合は、
いかがでしょうか?」という様な言葉で、お伺いを立てます。

いきなり「○日で・・・」お願いします!
なんて言ったら、厳しいお寺などは、勝手に決めるな!
と、お叱りの言葉を頂く事もあるので、あくまでも、
お伺いを立てた方が、間違いありません。

葬儀の形式

ほぼ9割が仏式(私の葬儀屋勤め10年間の統計)
ですかね・・・自分の家にあった葬儀をします。

最近は無宗教なんてのもありますけど・・・

無宗教はそのまま“無”です。何もしません。
やっても献花ぐらいですかね・・・

中には“お焼香だけでも”と言う方が居るんですけど、
それはもう仏式になってます。(細かく言うとですよ!)

葬儀の規模

最近めっきり家族葬が増えましたね。

中には、“密葬”で、と言う言い方をされる方いますけど、
“密葬”とは、本葬を行う時の言い方です。
密と言う漢字から、“内緒で”と思うんでしょうね。

家族葬は、家族や近親者でゆっくり送れるからいいとか、
お金をあまり掛けたくないからとか、故人の遺言とか、
色々考え方があると思います。

また、家族葬で行うと、後日訃報を聞いた知り合いの方が、
自宅に、お線香を上げに来たりと、少しバタバタして、
疲れているのに、休めなっかたりするかもしれませんね。

差し支えなければ、通常通りに葬儀をする事をお勧めします。

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ご親戚の人数

訃報の知らせは、三親等ぐらいですかね。三親等図

ある程度の人数を出しておくと話がスムーズに進みます。

また、受付やお手伝いをして頂く人も考えます。

遺影写真

あまり小さく写ってると、引き伸ばしますので、
なるべく大きめで、ピントがあっているものがいいです。

背景とか、洋服とかは、今はパソコンである程度、修正が効く為、
大事なのは、大きく写ってて、ピントがあっている事です。

最近は、携帯やデジカメ等で撮られてる事が多いです。
データーに残っていれば使えるので大丈夫です。
こちらの記事も参考に»» 遺影写真

礼状の数

これは、2日間、弔問に来て下さった皆様に渡すもの。
来て下さる人数なんて分かりません。

ある程度の、親戚の人数、近所、町内、友人、会社関係、
などの人数を出しときましょう。

お香典返し等の品物

お香典返しは、お茶や海苔が定番ですかね。
でも、気を付けたいのが、もしご親戚が、静岡の方が多い場合は、
お茶は控えた方がいいですね。海苔も同じ意味です。

その場返しなら、金額も、2500円〜3000円の品物でいいでしょう。
金額を多く出されるのは、大体ご親戚なので、その方達には、
49日に改めて、お返ししましょう。

 

祭壇の種類

昔は、白木祭壇が普通でしたけど、最近は、生花祭壇(お花の祭壇)
も、増えて来ましたね。よく芸能人が立派な生花祭壇で、されてるの
見ますが・・・凄いですよね。結構な金額ですよ。

生花祭壇は綺麗で良いと思いますが、技術料とかも入るので
少し、お高くなりますね。でも、金額に応じて作れるので、
葬儀屋さんに聞いてみましょう。

よく、セットやプランになっている所もあるので、
内訳をきちんと聞きましょう。

右から左

大体の皆さんが、1〜2時間の打ち合わせをしても、
おそらく、聞いたことは右から左で、頭に入っていません。

当然だと思います。

打ち合わせは、2〜3人で聞いて、必ずメモを取りましょう。
分からない事も、多分、何が分からないのか、分からないと思いますけど、
(ちょっと、ややこしいですね)
分からない事はメモに書いて、少しでも、不安な事、些細な事でも
必ず聞くようにしましょう。

葬儀はやり直しが出来ません。主役は亡くなられた方です。
後悔しないように、故人の為に、家族の思いを込めて
送り出してあげましょう。


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家族の手で送るあたたかいお葬式【葬儀社アーバンフェーネス】

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